コラボレーション




                       1.コラボレーションの意義  2.文字読取・欠陥装置
■コラボレーションの意義

当社は、創立以来、モーション・コントロール技術を手掛けてきましたが、近年、モーション・コントロール技術が広がるとともに,モーション・コントロール技術に対するユーザーの要求は高度化してまいりました。当社の使命として、お客様のニーズに答えるべく、当社のモーション・コントロール関連製品と,他社の制御用基本ソフトウェア(リアルタイムOS)、画像処理やセンサの制御など応用に近い分野の技術を一体化することで,タイムリーにより多くの利点をユーザーに提供することが出来ます。
・製品化された例として,カメラ・トリガ出力信号を備えた制御ボードがあります。
画像処理を利用した検査装置などに向けて開発した同ボードで、機構系と撮影装置のスイッチ(シャッター・スイッチ)を同時に制御できますので、機構系の位置が所定の位置にきたときに画像を撮影するシステムが簡単に構築することが出来ます。


図1:様々なOSに対応できるコラボレーション環境を実現

■他社とのコラボレーションを推進

当社は,ユーザーに提供するソリューションを充実かつ進化させるために,他社とのコラボレーションにも積極的に取り組んでおります。現在,当社がコラボレーションを進める目的は大きく二つあります。

【一つ目は,ソフトウエア環境を充実させる】
特に各種OSに対応した同社制御ボード用ドライバ・ソフトを整備するするために,複数のOSメーカーと協力しています。システムの信頼性を高めたり,制御の高速化を追求するために,お客様は様々なリアルタイムOSを採用していますので、できるだけ多くのOSに対応できるように,ドライバーの開発メーカーに当社モーションボード製品向けのドライバを開発していただいております。

 「リアルタイムOSと提供メイカー」
  ・「INtime」向けのドライバはマイクロネット
  ・「QNX」向けのドライバはフォークス
  ・「VxWorks」向けのドライバはウィンドリバー

【二つ目は、実機レスの開発環境の提案】
現在,マイクロネット,インターデザインと仮想メカ・シミュレータ「VisualMech 」実機レス環境の開発を進めています(図2)。特徴としては、仮想メカトロニクスを使った制御ソフトウエアのデバッグ・ツールですので、コンピュータの画面上に表示された機構系を動かすことによって,実際のハードウエアがなくても制御用ソフトウエアの検証ができます。具体的には、CADデータから仮想の機構系を生成する機能を備えていますので、ユーザーが任意の仮想モデルを構築することで,機構系の動きの軌跡だけでなく,各部が動く速度もコンピュータ上で再現できるようにしました。

  「開発現況」
  ・第一段階の開発:リアルタイムのデモンストレーションの実施 終了
  ・第ニ段階の開発:機構系のモデルを使った実際にシミュレーション 終了
  ・第三段階の開発:ユーザーが開発した機構系を使ってシミュレーションができる 終了

図2:現在開発中の仮想メカ・シミュレータ「VisualMech?」実機レス環境